しめ縄の由来は天岩戸伝説という神話が起源だといわれています

天岩戸伝説とは、昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)は
弟である須佐之命(すさのおのみこと)が悪さや乱暴ばかりするので
怒って、天岩戸に隠れてしまいました。

 

太陽神である天照大神が姿を隠してしまうと
世の中が真っ暗になり、食物が育たず病も流行り
悪いことが次々と起こりました。

 

これに困って、八百万の神様は皆で集まり
天照大神を岩屋から連れ出す相談をしました。

 

神様たちは、外にいる私たちが楽しそうに歌って踊っていれば
何事かと覗くに違いないと考えました。

 

天照大神は岩戸の前で、何を騒いでるかと不思議に思い
外を見ようと岩戸から顔を覗かせたときに
天手力雄命(たじからおのみこと)が岩戸を開けて
天照大神を外に連れ出しました。

 

そして、もう二度と岩屋に入らぬようにと
岩戸の入り口にしめ縄をはったというお話です。

 

神社では、しめ縄は神の領域と現世を隔てる結界の役割をします。
神様が宿る、依り代としての印や、厄や災いを祓う意味もあります。
場所によっては、足を踏み入れることを禁止する禁足地の意味もあります。

 

お正月に、玄関にしめ縄を飾るのは
年神様に招き入れるための依り代です。

 

現在は、しめ縄に縁起ものを飾りつけたものが多いです。
しめ飾りの、橙は「代々繁盛しますように」
裏白は「誠実、清廉潔白の心で過ごせますように」
ゆずり葉は、子孫の連続を願い、昆布は「よろこぶ」の意味があります。

 

しめ縄を飾る期間は門松を飾る、松の内の12月13日から1月15日までです。
飾り始めは、門松と同じで25日から28日が多いようです。

 

29日は二重苦で縁起が悪いとされ、31日は「一夜飾りで」
葬儀を連想させるのと、一晩で飾るのは神様に失礼だとされています。

 

片付ける時期は、関東では1月7日、関西では1月15日が多いようです。

 

近所にしめ縄を手で毎年、編んでいる女性がいます。
何十年も続けているようで、指が曲がって変形していました。

 

縄を編むときに力を入れるので、指が真っ直ぐに
伸びなくなったと言っていました。

 

もう年だから体がえらいので、編むのが辛くなってきたと
言っていましたが、今年も編んでいるのだろうか。