手綱こんにゃくの由来は男女で違う

手綱こんにゃくは、こんにゃくを薄く長方形に切り
中真に切り込みを入れて、片方の端を通して捻った形で
おせち料理には欠かせない料理ですね。

 

手綱こんにゃくの名前は、乗馬の手綱の形からきています。
昔、日本が武家社会であったころ、一般庶民は馬に乗ることは許されておらず
許可を受けた武士のみが許された身分の象徴でもありました。

 

乗馬の技術は武家意外には教えてはならない「機密」で
「武士の礼法」と重要視されました。

 

馬は、手綱を引くだけでは言うことをきかず
進む、曲がる、止まるなどの人の意思を伝えるのが手綱の役割ですが

 

手綱を使って馬を乗りこなす乗馬技術の難しさから
手綱を締めるように心を引き締め、厳しく戒め、戦いに備える心を養う
という意味が込められています。

 

現在では女性目線から生まれた新しい由来もあります。
手綱の結び目の形から良縁や円満を連想させて
縁起を担いだ意味でも使われています。

 

男性と女性で由来が変わるのは珍しいですね。
お正月におせち料理に入れられた手綱こんにゃくを食べるときは
込められた思いを思い出しながら新年を迎えたいと思います。